オンライン家庭教師は、今注目を浴びている学習サポートサービスです。
会社の数の多さ、料金、サービス内容など、オンライン家庭教師について検索をしてみると選択の幅が広くて悩んでしまいますよね。
ここではオンライン家庭教師とはどういうものなのか、料金の相場、メリットとデメリットをふまえて、どのようにオンライン家庭教師を選ぶと良いかを解説します。
オンライン家庭教師を検討する指標にしてみてください。
オンライン家庭教師はそもそもどういうもの?
オンライン家庭教師では「オンライン」という名称がついている通り、インターネット回線を使うことが必須となります。
ネットにつながっているパソコンやタブレット、スマートフォンを使って画面越しで、講師からリアルタイムで授業を受けることができます。
主に使われるアプリケーションとしては、ZoomやSkypeなどのオンラインコミュニケーションツールです。
さまざまな感染リスクを抑えて、自宅で指導が受けられることから、一般のご家庭はもちろん受験を控えているご家庭にも注目されています。
どんな人がオンライン家庭教師を選んでいるの?
オンライン家庭教師は、どのようなお子さんに合っているのでしょうか。
オンライン家庭教師が選ばれるポイントをまとめて見ましたので、ご参考になさってください。
<オンライン家庭教師が選ばれる目的>
・子どものペースに合わせたカリキュラムで授業をしてくれる
・部活や習い事が忙しくて時間がない
・感染対策のために自宅で行える学習サービスを探している
・近くに塾や予備校などの選択肢がない・少ない
・実力派のプロ講師・志望大学在学の先輩講師に勉強を教えて欲しい
子どものペースに合わせたカリキュラムで授業をしてくれる
勉強が苦手だと、1人で家庭学習できないし、さらに勉強が取り戻せずに困りますよね。
塾や予備校に通ってみたけど、授業にも宿題の量にも追いつけずに取り残されてしまうことがあります。
それは、塾や予備校は、子ども一人一人に合わせた、カリキュラムや問題レベルを提案してくれるものではないからです。
授業内容がハイレベルであることに加えて、学校と同じように集団への授業を行う形式で進んでいきます。
だから、一度取り残されてしまうと、取り返すのに時間がかかってしまうのです。
その点、オンライン家庭教師は違います。
子どもの学力や性格などを考慮して、オリジナルのカリキュラムを作ってくれます。
子どものペースに合わせて、授業を進めてくれるのです。
部活や習い事が忙しくて時間がない
塾や予備校の送迎は仕事の都合などでできない、でも子ども一人で行かせるのは心配ですよね。
活動や習い事で忙しくて、さらにどこかに通う時間を作るのは難しいこともあります。
しかし、オンライン家庭教師は、受講のために送迎する必要はありません。
家庭の都合に合わせて授業時間の調整ができますので、ムダな時間をはぶくことができます。
感染対策のため自宅で行える学習サービスを探している
オンライン家庭教師は、派遣型の家庭教師と異なり、講師と対面で直接関わることもありません。
画面越しでの授業のため、講師を家に迎え入れる準備をする必要がないのです。
何より、人との接触がなく感染対策もできることから、オンライン家庭教師を選ばれています。
近くに塾や予備校などの選択肢がない・少ない
地方にお住まいのご家庭だと、子どもに合う塾や予備校を選ぶことが難しかったりしますよね。
先生に恵まれなかったり、そもそも塾や予備校がなくて通うことができなかったりします。
訪問型の家庭教師をお願いしても、講師が派遣できる圏外だったりします。
実力派のプロ講師・志望大学在学の先輩講師に勉強を教えて欲しい
オンライン家庭教師は、お住いの地域を選びません。
地方にいながらにして、実績豊かな実力派のプロ講師や、志望校在籍中の大学生先輩講師から、直接指導を受けることができます。
Webでつながることでハイクオリティーの指導を受けることができるのが、最大の魅力的です。
オンライン家庭教師の料金の相場は?
オンライン家庭教師の料金については、週1コマのペースで授業を行った時のひと月の授業料が、月謝として表記されていることがほとんどです。
月謝の目安としては、1万円〜4万円程度が相場となっています。
オンライン家庭教師の料金は、一般的に以下の4つの条件でも異なってきます。
それぞれの条件を知って、ご家庭の予算と照らし合わせて検討してみてください。
<授業料が変動するポイント>
・子どもの学年によって異なる
・ひと月の授業時間や授業回数で異なる
・諸費用やオプションなどで異なる
・推奨テキストの購入があるかないかで異なる
子どもの学年によって異なる
毎月支払う授業料は子どもの学年によって、それぞれの料金が設定されていることが多いです。
学年が上がることによって料金が上がってゆく傾向があります。
よく見受けられるのは、小学生・中学生・高校生という分類で料金設定されています。
これに加えて中高一貫校受験、中学受験、高校受験、大学受験など、各受験対策コースでも変化します。
オンライン家庭教師の料金は、各会社によって様々なコース設定していて、料金が異なります。
どのような料金設定になっているのか、調べて検討してみてくださいね。
ひと月の授業時間や授業回数で異なる
1ヶ月の授業回数や授業時間によって、毎月支払う授業料が変化します。
一般的には1コマ60分の授業を、週に1回、1ヶ月4回の授業を受けるという家庭が多いです。
ただし家庭教師会社によっては、設定している1コマの授業時間が異なることを知りましょう。
授業時間が30分というところもありますし、60分や90分というところもあります。
1コマの授業が長い分だけ料金が高くなりやすいです。
1コマの授業料が安い場合は、1コマの授業時間が短いことがあります。
気をつけてみてくださいね。
授業回数も1週間に1回がスタンダードですが、勉強を進める目的によって回数が変わります。
回数が多くなる理由は、受験対策、複数の苦手科目を徹底克服、長期休みに集中的に勉強をしたいなどです。
それぞれの目的に応じて、授業回数が増える分だけ、料金は高くなっていきます。
諸費用やオプションなどで異なる
オンライン家庭教師の会社によっては、諸費用がオプションが設けられていることがあります。
諸費用の名目も各社で異なりますが、一般的には以下の5つの費用になります。
- 入会金
- 年会費
- システム管理費
- 学習サポート費
- 違約金・解約金
必ずといっていいほど発生する諸費用の一つとして、入会金というものがあります。
入会時に発生して、1回目の月謝とともに支払いを求められるのが入会金です。
子ども1人に対して発生することもありますし、1家庭に対して発生することもあります。
1家庭の場合は、兄弟姉妹が入会しても追加で請求されることがありませんので、安心です。
オンライン家庭教師の最低契約期間は、数回の単発、1ヶ月単位、1年単位などになります。
1年契約になっているところだと、年会費を請求されることがあります。
オンライン家庭教師を辞める時に気をつけておきたいのが、違約金と解約金です。
公式サイトで退会時の解約金はないことが明記されているのであれば、問題はありません。
表記がされていない場合は、解約金の有無を、入会前に問い合わせておくことが大事になります。
年間契約の場合は、契約期間途中で解約をすると解約金を請求されることがあります。
事前に、解約金と同様に、問い合わせておきましょう。
会社によっては、オリジナルの学習オプションを設けているところもあります。
オプション追加している場合は、その費用も加わって、毎月の料金が変化します。
子どもの学力や目的に応じて、オプションは必要であるかをしっかりと吟味すると良いでしょう。
推奨テキストの購入があるかないかで異なる
オンライン家庭教師では、学校や家庭で使っている教材をもとに、指導を受けることができます。
教材選びに悩んでいる場合は、会社の推奨テキストや独自のテキストを購入することも可能です。
テキストを購入することによって、テキスト代によっては料金が大きく変わることもありえます。
テキスト購入は希望制のところもありますが、独自の教材を使用することが前提となっている会社もありますので、確認してみてください。
授業料がとても安いところだと思っていたら、高額な教材を売りつけられるトラブルも少なくありません。
授業料や月謝も気になりますが、それ以外にどのような費用がかかるのかも大事なポイントです。
諸費用の項目や金額を十分に注意して、確認することをオススメします。
オンライン家庭教師を受けるために必要な準備は?
オンライン家庭教師は、事前に使用機材や教材の確認が必要です。
会社ごとで使う機材や指導形態にも違いがあり、使用機材のレンタル可能のところもあります。
どのような教材を使えるのかも、各会社のカリキュラムによって違いがあります。
オンライン指導での使用機材で、一般的に準備が求められるものをまとめましたので、参考にしてみましょう。
使用機材について
<使用教材> ・インターネット回線を使用 ・パソコン or タブレット or スマートフォン ・手元を映す書画カメラ or Webカメラ ・ヘッドセット ・スタイラスペン(タッチペン) ・ペンタブレット
パソコンやタブレットまたはスマートフォンなどは、各自ご自宅で必ず用意していただくものです。
パソコンを使った指導を行うところが多いですが、タブレットやスマートフォンで受講可能のところもあります。
画面越しで指導を受けるので、画面のサイズや映像の見やすさを考えて、準備してみてください。
Webカメラはパソコン内蔵のもので受講でき、内蔵されていない場合は別に購入が必要です。
問題などを解いている手元のノートを映すために、書画カメラを使用することもあります。
手元を映すカメラがあると、リアリタイムでどこを間違えているのか講師が把握でき、高い指導を受けることができます。
Webカメラや書画カメラを活用することで、講師と子どものお互いの顔と手元を見て、対面授業に近い授ができるというわけですね。
書画カメラも準備が必要なのかは、事前に確認してみましょう。
ヘッドセットはスムーズな会話をするために使い、オンライン授業では必須アイテムです。
料金も3000円前後になっていて比較的安価ですので、準備しておくことをオススメします。
ノートと筆記用具ではなく、スタイラスペンとペンタブレットを使うケースがあります。
家庭教師と子どもの機器を画面共有して、ペンタブレットやPDF書き込みアプリを使って、書き込みをしながら授業を進めていきます。
スタライスペンであれば安く購入できますが、ペンタブレット購入の相場は1万円前後で、機材の中では高額なものになりますね。
パソコンや携帯、タブレット以外の使用機材はレンタルサポートがある会社もあります。
書画カメラやペンタブレットは機材の中でも高価になりますので、レンタルできるか問い合わせしておきましょう。
授業の形態について
<授業の形態> ・子どもの学力とペースに合わせたマンツーマン個別指導 ・複数人数でオンライン授業を行うところもある ・プロ社会人講師と現役大学生講師を選ぶことができる ・家庭学習の定着や復習に集中、受験勉強に特化など目的は多様 ・不登校児童へのサポートが充実しているところもある
オンライン家庭教師は、マンツーマンの個別指導のものがほとんどです。
オンライン家庭教師とオンライン塾の垣根がなくなっていることもあり、2〜3人程度で行う複数人数のオンライン授業もあります。
しかし一般的に複数人数でのオンライン授業は、オンライン塾が行なっている指導形態になります。
個別指導は、子どもの学力やペースに合わせて勉強を進めることができるという、メリットがあります。
しかし学校以外の同世代の子どもたちとのコミュニケーションはないので、切磋琢磨はできないのが、デメリットになります。
人の目を気にせずに勉強したいという子どもや、不登校で人との関わりが苦手な子どもにピッタリです。
使用教材について
<使用する教材> ・学校の教科書やドリルや問題集 ・市販の参考書やドリルや問題集 ・会社推奨の教材やオリジナル教材(希望制または必須・有料)
使用できる教材には、上記3種類のどれかになります。
学校教材やご家庭で購入した既存の教材をもとにして、指導をしてくれるところが多いです。
勉強が苦手な子どもなどは、既存の教材を使うことで、見慣れた教材なので勉強に向き合いやすくなりますよね。
会社のカリキュラムによっては、推奨教材やオリジナル教材を用意しているところもあります。
購入は希望制であることもありますが、必須になっているところもあります。
希望制の場合は、はじめは既存の教材を使い、子どもの学力を見て購入を検討してゆくことをオススメします。
しかし教材購入が必須の場合は、料金を事前に把握しておいた方が良いでしょう。
1冊づつ相談して購入できる場合は、1冊の教材費を確認してみてください。
毎月の月謝とは別に、毎月定額の教材費が発生するところもあります。
どのくらいの期間で何冊の教材を使い、費用がいくらになるのかを問い合わせてみてください。
志望校に進学するための受験勉強を考えているなら、受験対策に力のあるオンライン家庭教師を選びましょう。
受験対策のために、学力をはかるための模擬試験などがあるかなどをチェックしてみると良いでしょう。
オンライン家庭教師のメリットとデメリット
オンライン家庭教師には、メリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを知って、オンライン家庭教師に対する疑問を解消していきましょう。
子どもにも保護者にも、オンライン家庭教師が合っているか検討してみてください。
オンライン家庭教師のメリット
オンライン家庭教師を選択するメリットは、以下の8つが挙げられます。
<メリット> ・受講時間の自由度が高い ・指導を受ける場所や環境に自由度が高い ・講師を選ぶ選択肢が広がる ・志望校に関する具体的な情報を得られやすい ・講師を迎えるための準備をする必要がない ・交通費などが不要で受講のコストを抑えられる ・通常の指導以外での学習サポートをしているところがある ・感染症リスクを抑えながら授業を受けることができる
受講時間の自由度が高い
塾や予備校では、授業は時間割になっていて、決まった時間にしか受講できません。
一方、オンライン家庭教師では、受講できる時間を自由に選ぶことができます。
遅い時間でも、受講できるオンライン家庭教師もあります。
時間の自由度が高いため、家庭の状況や子どもの生活リズムに合わせて選ぶことができます。
1コマ30分からの短時間の受講ができる、オンライン家庭教師会社もあります。
部活で帰りが遅くなっても、夕食の前後や寝る前の空き時間を活用して勉強することができるので、便利ですね。
指導を受ける場所や環境に自由度が高い
インターネット環境と機材が整っていれば、場所や環境を選ばないのがオンラインの利点です。
訪問型だとご家庭の生活もあり、集中して受講できるように、子ども部屋などの個室で行われるのがほとんどです。
生活スペースが限られている間取りの場合は、講師を迎え入れる場所や環境を整えられないなんてこともあります。
一方、オンライン家庭教師は場所を選びませんので、子ども部屋やリビングで受けることもできます。
ネット環境が整っていれば、保護者の勤務先であったり、外出先でも受講が可能です。
講師を選ぶ選択肢が広がる
お住まいの地域の事情に影響されずに、求める条件の講師を選択することができます。
地域によっては近くに塾や予備校、家庭教師の派遣がない場合があります。
子どもに合う講師を選びたいのに、選択肢が少なくて選べないなんてということも。
子どものためとは言え、納得できない講師に授業料を支払わなければならないのは、避けたいものです。
オンライン家庭教師は、このような悩みを解消してくれます。
実績のあるプロの社会人講師や、有名大学在学の学生講師などが多数在籍しています。
どこにお住まいでも、在籍している講師陣から、子どもにぴったりの講師を選ぶことができるのです。
志望校に関する具体的な情報を得られやすい
中学生活が始まった段階から、高校受験を目指す勉強が始まると言っても過言ではありません。
さらに、高校受験の先の大学受験まで視野にいれた、受験対策勉強を考えている方も多いです。
オンライン家庭教師では、受験対策に力を入れたコースを設けているところも多くあります。
受験に実績のある社会人講師や、高校受験や大学受験を乗り越えた学生講師から、直接指導を受けることができます。
指導を受けている中で、志望校の試験の傾向と対策など、情報を教えてもらうこともできるのです。
子どもが志望している学校を卒業した講師であれば、学校生活のことについても教えてもらえます。
志望校の話をしながら、受験対策の勉強に取り組むことができるので、モチベーションが上がりますね。
講師を迎えるための準備をする必要がない
訪問型の家庭教師の場合は、講師を家に迎え入れることに気を使ってしまいますよね。
お迎えする準備のために、家の掃除をしたり、お茶やお菓子を用意したりしなければと考えがちです。
訪問型家庭教師では「お茶、お菓子不要」と明記されているところもあります。
それでも生活感のある家の中に、来てもらうのは抵抗感がありますよね。
オンライン家庭教師では、このような掃除や準備などを気にする必要がありません。
機器の画面に映るのも、ごく一部です。
お茶やお菓子の用意に、あれこれ気を回す必要もありません。
講師への配慮をしなくても良いので、気軽に授業を受けることができるので安心ですね。
交通費などが不要で受講のコストを抑えられる
訪問型の家庭教師を依頼した場合、講師の交通費が別途かかます。
派遣定期の範囲内であれば交通費がかからないこともありますが、移動回数や移動距離によって別途交通費を請求されることもあります。
オンライン家庭教師は、子どもも講師も移動がありません。
画面越しで授業が受けられるので、交通費はかからないのです。
交通費などがないことで、訪問型よりも授業料が安くなっていることもあります。
毎月の費用を抑えながら、訪問型と同じ指導を受けることができるのでお得ですね。
通常の指導以外での学習サポートをしているところがある
各オンライン家庭教師会社での、オリジナルサポートを展開しているところがあります。
授業の内容を録画して視聴することができるサポートサービス 授業以外のタイミングでも講師に質問ができるシステム 保護者から勉強や指導に関しての質問をすることができるサポート 講師と保護者とコミュニケーションを取れるシステム 子育てなどの相談をなんでも受けてくれるサポート
授業以外でも家庭学習のカリキュラムを決めてくれたり、指導日以外の質問を受け付けてくれる会社がほどんどです。
授業を受けっぱなしになるのではなく、子どもの学習意欲を支えるサポートを展開しています。
子どもへの学習指導のみならず、保護者の悩みや相談を受けてくれる手厚いサポート体制が整っているのも、オンライン家庭教師の魅力です。
感染症リスクを抑えながら授業を受けることができる
受験を控えた子どもは、体調管理や感染症予防に神経を使いますよね。
できるだけ密な空間にいることを避けたり、外部の人との接触を控えたいと考えるものです。
受験勉強追い込みのシーズンには、インフルエンザやノロウィルスなどの感染症も流行しやすいものです。
加えて最近では、新型コロナ感染症の問題もあって、さらに感染症対策には注意が必要になっています。
通学以外の外出や、外部の人を家に入れることを極力避けたいと言う方には、オンライン家庭教師はオススメです。
オンライン家庭教師は、Web上のやりとりと指導で済み、人との接触はありません。
体調管理をしながら勉強に集中することができるので、安心です。
オンライン家庭教師のデメリット
オンライン家庭教師でのデメリットは、以下の4つが挙げられます。
<デメリット> ・同世代の子どもたちとのコミュニケーションや刺激がない ・インターネット回線や通信機材を整える必要がある ・Webを通した指導のため見えにくいところもある ・保護者が子どもの学習管理をする必要がある場合がある
それぞれのデメリットについての説明を、していきますのでご覧くださいね。
同世代の子どもたちとのコミュニケーションや刺激がない
勉強の成績を上げたいとなると、塾などに入れることを考える方も多くいらっしゃいます。
塾や予備校は、集団で学習する場ですので、同世代の子どもたちとの交流の場にもなります。
情報交換をしたり、勉強を教えあったり、競争したり
子ども同士の交流で刺激を受けて、勉強や受験へのモチベーションを保つことができます。
オンライン家庭教師は、個別指導がほどんどですので、子ども同士の交流はありません。
同年代の子達と切磋琢磨して伸びるタイプの子どもは、オンライン家庭教師ではモチベーションを保ちにくいかもしれません。
人との関わりが苦手で、一人で勉強して集中力を発揮する子どもは、オンライン家庭教師はピッタリです。
塾などでは講師の相性を模索できませんが、オンライン家庭教師は信頼できる講師を見つけることもできます。
講師にマンツーマンで指導してもらえるので、気兼ねなく質問したりすることができるのです。
インターネット回線や通信機材を整える必要がある
オンライン家庭教師を受けるためには、インターネット環境と通信機材が整える必要があります。
すでに自宅にそれらが整っているのであれば、問題ありません。
オンライン家庭教師のシステムによっては、Webカメラやヘッドセットやペンタブレットなど、追加で用意しなければいけない機器もあります。
機材をレンタルできる会社もありますし、機器の使い方やアプリケーションの設定の仕方などを細かくサポートしてくれるところもあります。
事前にどのような環境と機材が必要なのか問い合わせましょう。
Webを通した指導のため見えにくいところもある
オンライン家庭教師は、画面越しの指導のため、子どもの様子が見えにくいこともあります。
どこでつまずいているかなどの細かなところを、講師が気づきにくいこともでてきてしまうかもしれません。
授業をどのように受けるのか、各会社のシステムによって異なります。
そういった死角を減らす工夫をしている会社が多く見られます。
細かく子どもに声がけをして理解度や質問などを聞き出したりと、講師のヒアリングスキルも大切です。
システム的に、手元を映せるようにした形態で、授業をしてくれるところもあります。
システムや講師の工夫がされていて、対面に近い授業を受けられるか、体験授業で確認してみてください。
保護者が子どもの学習管理をする必要がある場合がある
会社の授業内容や指導方針によっては、子どもと保護者へのサポートが大きく異なることがあります。
指導以外の生徒へのサポートや、保護者へのサポートがなく、授業を行って宿題を出すだけなんてことも。
サポートなしでは、子どものモチベーションを保ちづらく、家庭学習も身につきません。
せっかくオンライン家庭教師をお願いしても、保護者が子どもの学習の進捗を、細かく確認・管理しなければなりません。
反対に、手厚いサポートをしてくれるオンライン家庭教師もとても多いです。
子どもの学習状況を把握し、学習計画やカリキュラムを入念に計画・管理してくれます。
さらに指導日以外でも、子どもと保護者へのサポートをしてくれます。
充実したサポート体制が整っている会社を選ぶことで、保護者も安心して子どもをお任せできますね。
子どもにも保護者にも、サポート体制がしっかりしているところを、選んでみてください。
オンラン家庭教師を始める前にしておきたいこと
オンライン家庭教師の入会を検討時に、必ずやっておきたいことを説明します。
サイト上の情報だけでは、サービス内容やシステムや授業の様子など、判断がつかないところもあります。
検討中の方は、資料請求、事前カウンセリングや、体験授業を受けることをオススメします。
これらは全て無料ですので、一度経験して感触を確かめておきましょう。
<無料でチェックできるもの> ・無料体験授業を受けよう ・無料カウンセリングを受けてみよう ・無料資料請求をしよう
無料体験授業
無料体験授業は、無料で実際の授業を受けることができるサービスです。
体験授業を受けることによって、授業の雰囲気や講師の接し方を体験することができます。
体験授業を受けた後は、入会を勧められることはありません。
このように、入会前に授業を体験してもらい、充分に納得して決めて欲しいというねらいがあるのです。
体験授業前に子どもの状況をヒアリングして、子どもに合った講師を選んでくれるところもあります。
授業の雰囲気やオンライン授業の進み方を体験することができます。
無料カウンセリング
体験授業ではありませんが、専門スタッフが無料でカウンセリングを行うサポートがあります。
カウンセリングでは、子どもの学習状況や環境についてや得意な科目や苦手な科目、部活などの学校状況などを相談することができます。
家庭での指導方針や、子育てについての相談も受け止めてくれます。
そして、ご家庭内での子どもへの関わり方や家庭学習の方法などの、アドバイスしてくれるのです。
入会検討されている子どもにピッタリの指導計画や指導方法を提案してくれるので、安心してお任せできるか判断することができますね。
無料資料請求
オンライン家庭教師を始める前に、無料資料請求をやっておくと安心です。
ほとんどのオンライン家庭教師は、公式サイトに料金が明記されています。
しかし入会金や年会費、解約金や違約金、教材費用についてなど、授業料以外の費用について不明瞭なところもあります。
公式サイトで明記されていない情報でも、請求して郵送されてきた資料に書かれていたりするのです。
以下のポイントに注意しながら、資料を確認することをオススメします。
・授業料以外でシステム料、管理費用などの諸経費がかかるか ・入会金、年会費、退会違約金、最低契約期間などがどうなっているか ・教材費はかかるか、その料金はいくらか
料金形態や利用規約などをよく把握するために資料請求を行って、目を通しておくと安心ですね。
まとめ
オンライン家庭教師とは、インターネットとweb周辺機器を使用して授業を行います。
人と接触せずに、子どものペースに合わせて個別指導と、サポートをしてもらえるサービスです。
料金形態や諸経費、授業形態は、オンライン家庭教師の会社ごとで違いがあります。
オンラインならではのメリットを活かして、手厚いサポートとデメリットを感じさせない工夫されています。
公式サイトでは明瞭になっていない情報があるケースもあります。
充分に検討していただくため、無料体験授業、無料カウンセリング、無料資料請求をぜひお試しになってくださいね。
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