[比較]オンライン家庭教師と塾や予備校との違い・料金比較

子どものやる気を結果につなげる!オンライン家庭教師のススメ

塾や予備校について

塾とはどのようなもの?


塾は学校のように、塾独自の指導方針で授業をおこなうところです。基礎を学びなおして学校の授業の理解を深めることを目的としている塾と、難関といわれる高校や大学の受験対策に力を入れている塾とで、授業内容は変わります。
授業スタイルも塾ごとで違いがあります。
たくさんの生徒が一緒に授業をうける集団型、1クラスの人数を少なくした少人数型、マンツーマン指導が受けられる個別型などがあります。
個別型であれば、子どもの勉強のペースに合わせて授業をしてくれますが。集団型や少人数型のばあいは、わからないところがあっても授業が進んでしまいます。

予備校とはどのようなもの?


大学受験に特化した指導と授業をおこなうところで、高校生や浪人生を対象としているところがほとんどですが、すでに中学生から志望大学が決まっていて大学受験を視野に入れた高校受験をする中学生も多くいます。そんな中学生も、予備校の対象範囲に入れているところもあります。
予備校では自由に講師と講義をえらんで受講することができます。難関大学受験専門の講師も多く、受験のプロに入試の傾向と対策や、高得点を取るための勉強のテクニックとコツを学ぶこともできます。

オンライン家庭教師と塾や予備校との違いと料金比較


オンライン家庭教師と塾や予備校の、こまかな違いと料金について徹底比較してみたいと思います。

オンライン家庭教師       塾          予備校
講師 遠方・画面越し       比較的近い        比較的近い
場所 ネット環境が整っている場所  塾内講義室      予備校内講義室
時間自由度  ⭐️4.5        ⭐️3.0          ⭐️3.0
授業時間 30分〜90分     50分〜120分    50分〜90分
月額料金 1万円〜3万円    3万円〜7万円      4万円〜10万円
入会金  0円〜2万円     2万円〜3万円      3万円〜10万円

オンライン家庭教師と塾や予備校の講師との距離感


塾と予備校は、それぞれの講義を受けにいく学習スタイルです。
それぞれの講義室に講師がいて、同じ空間で勉強を教わることができます。塾や予備校は、学校の先生との距離感とほぼ変わりがない状態になります。
わからないところが出てきた場合は、講師の空き時間に質問をするということもできることがありますが、基本的にはどちらも講義内容についていけない場合はとりのこされてしまいがちです。
オンライン家庭教師はパソコンなどの画面ごしではありますが、講師が子どもの変化をこまかくみながら授業を進めてくれたり、わからないところが出てきた時にすぐ気軽に質問をすることができます。
子どものペースで勉強が進められて、おいてけぼりになることはありません。

オンライン家庭教師と塾や予備校の受講可能な場所は?

塾や予備校を受けるために、それぞれ授業がおこなわれている塾や予備校の校舎に通わなければなりません。塾や予備校の講義は、学校の授業が終わった時間帯からはじまります。
講義が始まる時間に合わせて、子どもが徒歩や電車などでひとりで通ったり、保護者が車で送迎をしたりして通うことが多いです。
オンライン家庭教師は、インターネット回線がつながっているところであれば、場所を選びません。
通う時間がないうえに、外出先でも授業をうけることも可能です。時間に余裕がない家庭に重宝されています。

オンライン家庭教師と塾や予備校の時間の自由度は?

塾や予備校は、それぞれ決められたカリキュラムのもとに講義の時間割が決まっていることがほとんどです。決められた時間割に合わせて、子どもが通って講義を受ける形式になっています。
そのために講義の時間の他に、塾や予備校に通う時間も必要になります。受けたい講義の時間がバラバラの場合は、待ち時間がでてきてしまったり多くの時間を費やしますので、時間の自由度はあまりもてません。
オンライン家庭教師は、通う時間はありません。
受けたい時間に、講師と事前に時間の調整をして、インターネットにつないで待つだけです。ほぼ授業の時間のみになりますので、時間の自由度は高めになります。

オンライン家庭教師と塾や予備校の1コマの授業時間は?


1コマの授業時間は、塾や予備校によってそれぞれ異なりますが、50分以上の講義時間がもうけられています。
学校の授業に近い状況で時間割が決まっています。
長いものでは90分や、120分というものまであります。長時間集中して講義を受けるものになりますし、同じ目標を持った仲間たちと一緒の空間で講義を受けることになりますので、緊張感がでてきます。
オンライン家庭教師は30分という、短めの授業をうけることもできます。
これは生活の少しの空き時間を活用して、勉強を教えてもらいたいときに最適です。
もちろん時間に余裕がある場合は、60分や90分と、長めに授業を受けることもできます。
家庭事情や子どもの生活状況で事前に相談をすることで調整ができますので、安心です。

オンライン家庭教師と塾や予備校の料金の目安は?

オンライン家庭教師や塾では、それぞれ学校授業の復習に特化したコースと、受験対策に特化したコースがあり、そのコースによって月額授業料金が大きく変わります。復習コースよりも受験対策コースの方が高くなる傾向があります。
予備校では中学生や現役高校生が対象となるコースと、浪人生へのコースでは料金が大きく異なります。浪人生へのコースは、専門的なカリキュラムがくまれている上にほぼ1日の時間割になるために、月額授業料金が高くなります。
塾と予備校は、その校舎となる建物があって施設費が発生したり、受講できる人数に上限があるために料金がかさむ傾向があります。複数人数の指導が一般的ではありますが、個別指導となるとさらに料金が高めになります。夏休みや冬休みの長期休みにはいると緊張感が緩みやすくなるため、緊張感を保って挽回をはかるため夏期講習や冬季講習を受けるところも多いようです。
オンライン家庭教師はインターネット接続の料金はかかりますが、授業を受ける場所は自宅であったりと特別な場所を使うことはありませんので、受験に特化した講師の授業を受けたとしても月額授業料金はリーズナブルに抑えることができます。

オンライン家庭教師と塾や予備校でかかる諸経費は?

いずれの学習サービスでも、共通しているのは入会金が発生するということです。
予備校では、浪人生の入会金の方が、現役高校生の入会金よりも、2倍以上に高く設定されているところもあります。
塾や予備校によっては、指導料や施設費などという名目で授業料とは別に、月額2000〜3000円程度かかることもあります。
オンライン家庭教師は管理費という名目で、月額1000円程度かかるところもあります。
塾や予備校ではさまざまなところから生徒がやってくることから、使用する教材も統一させて講義を行うことになりますので、塾や予備校指定の教材を購入する費用が出てくるために、別途で教材費がかかります。
塾や予備校は解約をするタイミングによっては、規約にのっとって、翌月の授業料の支払いを求められます。年間コースで契約していて途中解約の場合は、契約内容に従って解約金が発生することもあります。

塾や予備校が向いている子どものタイプは?

・同世代の子どもたちと競争して刺激を受けたい
・模擬試験をできるだけ多く受けたい
・できるだけ多くの時間を勉強に向き合いたい
・自宅以外で勉強に集中できる環境が欲しい

同世代の子どもたちと競争して刺激を受けたい


集団の中にいることで緊張感ややる気をたもつことができたり、同世代の子どもたちと競争しているという刺激を受けることによって勉強への力が発揮される子どもは、塾や予備校が向いているといえます。
同世代の子どもたちとコミュニケーションを持つことができるために、子どもたち同士の情報交換や切磋琢磨が出てきます。
ただし他の子どもの学力の向上を間近にみることにもなる下克上の世界でもあるので、他人と自分を比較してモチベーションを低下してしまいやすい子どもには合わないかもしれません。

模擬試験をできるだけ多く受けたい

塾や予備校では、定期的に学力テストや模擬試験を受ける機会をうけることがあります。特に進学塾や予備校では、志望校への受験に特化するために、学力の確認や受験本番を想定した勉強を中心に行うことになります。
受験は試験問題の傾向と対策も大切ですが、不特定多数の人にかこまれながら一発本番の試験をする緊張感の中で、子どもの持ちうる知識を全て出しきるための精神力も必要になってきます。この独特な空気感に慣れるということでも、たくさんの人がいる中での模擬試験を多く経験できるということはメリットになります。

できるだけ多くの時間を勉強に向けたい

受けるカリキュラムや時間割の決め方によっては、塾や予備校にいる時間をより多くつくることができて、その時間はずっと勉強に向ける時間を多くつくることができます。講義を受けていない時間でも、塾や予備校には自習室をもうけているところが多いために、自習室を利用して勉強をする時間をつくることができます。学校生活以外の時間をほぼ全て勉強にあてたいという子どもには、塾や予備校は適しているといえます。

自宅以外で勉強に集中できる環境が欲しい

自宅には静かに勉強できるような空間がなかったり、家族の目や生活音が気になって集中できないという子どもで、ファストフード店内などに教科書や参考書などを持ち込んで勉強しているということがあります。しかし店内では他のお客さんもいて、人の流れもあるために、時間やお客さんの流れを気にしながら勉強をしなければいけなくなります。
塾や予備校では全てが勉強をするための空間や環境になっていて、自習室を活用することで、余計なことに気を散らせることがなく集中することができます。

塾や予備校に合わない子どもにはオンライン家庭教師がオススメ

個別指導というものもありますが、塾と予備校では決まった内容の講義が一方的に進みやすいために、自分で勉強をする方法や家庭学習がある程度習慣になっている子どもでないと、ついていけなくなってしまうことがあります。わからないところが出てきたときに、講師に細かく質問することをハードル高いと感じてしまいます。
集団指導である場合は、多くの人と関わることが苦手な子どもだと、人間関係に緊張を感じてしまって勉強へのやる気や集中が低下してしまうこともあります。
定期的な学力テストや模擬試験は、学力を知る良い機会にもなりますが、厳しい競争の中で精神的な負担も大きくてモチベーションを保てない子どもも多いようです。
学力をアップさせるために大切なことは、勉強の仕方を知ることの他に、子どものやる気やモチベーションをどれだけ高くして保ってゆけるのかも大きいのです。
子どもが自分のペースを大切にすることで、成長してゆくタイプであれば、オンライン家庭教師がオススメになります。
子どもの性格やタイプを見極めて、選択していってください。

まとめ


塾や予備校では、徹底して勉強に集中できる講義や環境を提供してくれるために、かかる費用も高くなります。学校に近い教育機関のため、学校生活にもなじめているような集団の中で刺激を受けて成長するタイプの子どもは、塾や予備校に通う選択をすることが多いようです。
子どもの勉強をするペースを大切にしたいということや、学校生活や部活など両立したいものがたくさんある中で、成績も向上させたいという場合は、オンライン家庭教師がオススメです。
塾や予備校でわからないところが出てきて質問できなかったところや、学校や塾や予備校で出された宿題を、オンライン家庭教師で質問して復習するというところもあります。時間と目的に合ったコースを選んでみてください。

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